ご利益のある如来、菩薩、明王、天部1

ベイ 薬師如来(やくしにょらい)

病気を治して衣食住を満たすという「十二の大願」を立て、生きている間に願いを叶えてくれます。阿弥陀如来のように死んだ後にやすらぎを与えるのではなく、現世にやすらぎを与えてくれるのが特徴です。昔の作例はとくに病気平癒を願ったものが多数存在します。
ご利益
病気治癒(特に目病)、健康長寿、災難除去、安産祈願、現世利益。

ア 毘盧舎那如来(びるしゃなにょらい)

盧舎那仏(るしゃなぶつ)とも呼ばれます。毘盧舎那とは太陽の意味であり、宇宙の中心から太陽のように照らし続けます。
ご利益
現世安穏、所願成就などのご利益があるとされています。

サ 聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)

観音菩薩(かんのんぼさつ)とも呼ばれ、人々を常に観ていて救いの声(音)があれば瞬く間に救済する、という意味からこの名が付けられ日本でも多く信仰されました。六観音の一つに数えられ、地獄道に迷う人々を救うとされています。
ご利益
苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生などとても幅広いご利益があるとされています。

キャ 十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)

苦しんでいる人をすぐに見つけるために頭の上に11の顔があり、全方向を見守っています。またそれぞれの顔は人々をなだめたり怒ったり、励ましてくれたりするといわれています。
ご利益
様々な災難、病気治癒、財福授与、現世利益、延命、極楽浄土に行けるなどのご利益があるとされています。

ウン 馬頭観音(ばとうかんのん)

ヒンドゥー教の最高神・ビシュヌが馬の頭に変化して敵を倒したとされる神話を起源とされています。他の観音様が女性的な美しい表情であることが多いですが、馬頭観音は怒りの憤怒の形相で表され、馬頭明王と呼ばれることもあります。怒りの激しさによって苦悩や諸悪を粉砕し、馬が草を食べるように煩悩を食べ尽くし災難を取り除くとされています。
【ご利益】無病息災、動物救済、厄除け、旅行安全のご利益があるとされています。

カ 地蔵菩薩(じぞうぼさつ)

閻魔大王の化身であるともいわれ、この世で一度でも地蔵菩薩に手を合わせると身代わりとなって地獄の苦しみから救うとされ人々から信仰を集めました。また他の仏とは違い人道など六道を直に巡って救済を行うとされ、親しみを込めて「お地蔵さま」の名で呼ばれています。ちなみに六道とは、人道・天道・地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道からなる世界で成り立っています。
【ご利益】無病息災、五穀豊穣、交通安全、水子祈願、安産、子授け、子供守護、先祖菩提、戦勝祈願など様々なご利益があるとされています。

マ 孔雀明王(くじゃくみょうおう)

語源は「偉大なる孔雀」の意味で、インドの国鳥でもある孔雀が神格化され仏教に取り入れられました。インドでは元々は女神でした。そのため、仏母大孔雀明王菩薩とも呼ばれ像容も女性的にあらわされます。
ご利益
雨乞い、息災延命、災難除去のご利益があるとされています。

ウン 愛染明王(あいぜんみょうおう)

仏教では愛欲は煩悩の1つであり、煩悩を捨てることが悟りを開く道であるとされていました。しかし密教では「煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)」という煩悩があるからこそ、人々から悟りを求める心が生まれると考えられています。その教えを象徴したのが愛染明王であり、愛欲・煩悩を悟りを求める心に導き、様々な悩みを救ってくれるとされています。
【ご利益】良縁、結婚成就、夫婦円満、無病息災、延命、戦勝、染物屋・水商売守護のご利益があるとされています。

ウン 軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)

宝生如来の化身ともいわれ、甘露(かんろ)軍荼利明王または吉利吉利(きりきり)明王と呼ばれることもあります。阿修羅や夜叉などの外敵から人々を守り、様々な障害を取り除くとされています。
ご利益
煩悩除去、息災延命のご利益があるとされています。

ウン 烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)

人間界と仏の世界の間にある「火生三昧(かしょうざんまい)」という炎の世界に住み、人間の煩悩が仏の世界に拡がらないよう焼き払い浄化しています。そのため、不浄なものを一切焼き払い清める功徳があるとされ、トイレや台所を清める神様として人々には信仰されてきました。今でも昔ながらの商家や寺院のトイレでは烏枢沙摩明王の御札が貼られていることがあるようです。
【ご利益】不浄除け、金運上昇。母胎にいる赤ちゃんを男の子にさせる力があるとされ、男児を求める戦国武将に広く信仰されました。


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