◇お客さからのお問い合わせ◇K24とK18の違いの説明。
2022年09月02日(金)
K24とは純金で99.9%のものを言います。何も混ざっていない純粋の金のみで比重があり同じ大きさで鉄の2.47倍重さがあります。角砂糖の大きさならば鉄は7.8g、金は19.3gと重く、まさに黄金の色をしています。何物にも侵されないので錆びることも変色することも何千年経っても変化しません。
K18は75%が金で残り25%が銀と銅の合金になります。25%が銀と銅なので純金より色が淡い黄色になります。合金なので純金より硬度はあります。また銀と銅を使っているので酸化(変色)や硫化(黒くなる)する事があります。金が75%なのでその分安くなります。比重は15.22ですので純金より1.26倍違い軽くなります。同じ大きさですと純金の方が1.26倍重くなります。
貴金属は1000分率(パーミル)で表示します。一般的には100分率(パーセント)パーミルは‰で表示します。パーセントは%。K18はK24、純金にたいして18/24=0.75になり1000分率なので750で表示します。パーセントで表すと75%が金、25%が他の金属(割金)を混ぜ合金にします。25%の割金は15%が銅。10%が銀。が日本の場合多く使われています。
日本の金製品は特にジュエリーではK18は古来日本ではもっとも多い金製品になります。K18の色合が日本人の肌色に合う事や硬さ強度面からも広く普及しています。金製品には現在K24、K22、K18、K14、K10、K9とありますが最も普及しているのはK18製品です。