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金にはいろいろの色があるがなぜ

2019年05月17日(金)

お店に行くと同じ18金なのにピンクゴールド、ホワイトゴールド、イエローゴールド、グリーンゴールド等々色々あり不思議ですね。海外に行くと金でもきれいな赤っぽい金や軟らかな黄色やグリーンの金などを見ることがあります。日本は一般的に赤っぽい金が最も多く流通しているため、濃いめのイエローゴールドがイメージとして定着しています。最近は海外のブランド品などの影響で薄めの黄色いイエローゴールドが国内でも生産されるようになり定着しています。がピンクゴールドなどがはやりまた色合いが濃いめの金に代わってくるかもしれません。なぜ同じ18金なのに違いがあるのかご案内します。

貴金属、宝飾業界に携わっていても製造に携わっていないと意外と分からないものです。一般に最も流通している18金でご案内します。18金は75%が金で残り25%が他の金属での合金です。なぜ合金にするのかは、純金は柔らかく加工性が難しいことと金の分量が少なくなる分価格が安く抑えられることと、合金にすることにより硬くなり加工性が良く仕上がりも綺麗なことが要因です。合金にするための25%の金属を割がねと呼びます。この割がねの金属の混ぜる比率でいろいろの色合いが出てきます。通常、日本では25%を10とした場合4分が銀、6分が銅です。通称イエローゴールドと呼ばれています。10gの18金指輪とすると金が7.5g、銀が1g、銅が1.5gの合金と言うことです。この逆の銀が6、銅が4で、アメリカやイタリアなどの明るい黄色が薄いイエローゴールドになります。

近年は日本でも海外の色合いを好む方が多い為、銀銅を5:5又は銀を4.5、銅を5.5などの比率が人気があります。グリーンゴールドと呼ばれるのは銀が7、銅が3で青っぽく見えます。最近人気のあるピンクゴールドですが銀を3、銅を7の割合ですが業者によっては淡いピンクを出すため銀の中に僅かなパラジュウムを混ぜることもあります。ホワイトゴールドは昔の割がねの内訳は銀とニッケルでしたがニッケルでのアレルギーの問題から銀とパラジュウムの合金になっています。各業者によって割がねの分量は多少混ぜる比率を変える事もあります。

14金や9金など他の金種も同じ要領で割がねの比率で色を変えています。工芸品などで金の色合いの違いで綺麗な装飾を施しているものなどもあります。三連リングなどはイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドで作られています。合金の銀や銅は硫化や酸化するため長い年月経ると変色することがあります。プラチナは割がねを色々変えても色を変える事はできません。多少色が黒ずむくらいで別の色にはなりません。




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