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槌目(つちめ)デザインどのような模様

2018年05月02日(水)

槌目模様のリングが人気があり、あちらこちらで出回っていますが、本来の槌目をご案内したいと思います。槌(つち)とは柄のついたハンマーのことを言います。まさにハンマーで叩いてできた模様を槌目と言います。出回っている大半の槌目模様のリングは槌目風又は槌目模様風であり本来の槌目ではありません。槌目風の作り方は原型を作り鋳造(ちゅうぞう)型に流し込んで作る製法です。面がだれてしまいます。またはヤスリかリューターで細かく面を削って仕上げる製法もあります。本来のまさにハンマーでたたいて仕上げる槌目は熟練した職人の技術が必要とされています。

当社の職人は40年以上のハンマーでたたいて作る鍛造(たんぞう)技術に優れ槌目にも手馴れています。鍛造(たんぞう)とは地金を火に入れ叩いては締める、叩いては締めるを繰り返す刀を作る事を言います。槌目も同じ製法で作ります。本式の槌目の出し方は純プラチナ、Pt900、18金等のリングを一旦作り表面も綺麗な鏡面に仕上げ、次はハンマー自体の打つ処をピカピカに鏡面に仕上げ、リングに打ち込んでいきます。打っているときも途中で手を止めたり、電話がなったから手を止めたり、話しかけて一瞬手を止めるのもダメなのです。槌目模様が途切れてしまいバラバラの模様になってしまいます。一心不乱にしかもリズムかるにタンタンタンと打ち込んでいきます。

昔、金の工芸品や金のおりんなどを作る工芸師の作業場の前など通ると、槌目を打つ音が軽快にリズムカルに鳴り響いたものでした。金やプラチナのリングに槌目を打ち込んでいくと、リングのサイズが3番〜4番ぐらい伸びてしまいます。それを見込んで作り込まなくてはなりません。例えば10番の槌目リングを作ろうとすると最初6番ぐらいのリングを作り叩いて模様をつけていき10番に仕上げていきます。経験と技術がものを言います。まさに職人の腕の見せ所です。これに重量まで合わせていきます。本式の槌目リングは硬度も最高峰の高さになります。まさに工芸品です。

刀や刀の鍔(つば)、甲冑(かっちゅう)などにも槌目模様が入っているものがありますが、先人は美術工芸品と強度を兼ね備えていることを知っていたのです。また、おりんなど本式槌目が多くありますが工芸品の美しさだけでなく、叩いて締めるため密度が高まり硬度が増すため、高くきれいな音が鳴り余韻が長く耳に残ります。当社の槌目リングは本式のハンマー仕上げになります。特に結婚リングや常につけてはずさない指輪などには通常の指輪とは比べ物にならない強度があるので最適だと思います。

お問合せ 0120-80-5157
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