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印台(シグネットリング)は世界共通

2021年11月18日(木)

印台は日本独自のものだと思われる方が多いと思いますが、世界共通なのです。英語ではシグネットリング(Signt Ring)と呼ばれます。

印台は5000年以上歴史のある指輪です。シグネット(signet)とは印鑑、捺印などの意味であり印章や紋章を彫刻し、署名に使用していたリングです。昔は貴族のみが所有できる、“身分証明”の代わりでした。富や権力の象徴の証でした。手紙や文書などで、自身が書いたものだと表すため封蝋する際にこのリングを判子(印)として用いていました。昔シグネットリングは権威を表す富と権力の象徴でしたが、今ではヨーロッパなどで印台(シグネットリング)は紳士の指輪なのです。英国の皇太子もシグネットリングをつけています。香港など華僑の富裕層は印台を付けています。紳士の指輪とされています。

昔の紳士達は決まってシグネットリングを左手の小指につけていました。理由は諸説があり定かではありません。中世のヨーロッパの印台(シグネットリング)は紋章を印面に入れていましたが現在はイニシャルや家紋(紋章)や象徴する模様や信仰する守り本尊や梵字などを彫刻したり、又はシンプルに無地にする印台が多いです。

私も左手の小指に金の梵字入り印台(シグネットリング)をつけています。香港に仕事で行ったときなどレストランに入ると左手の印台を見るなり良い上席に案内されたことがありました。香港はイギリス領だったので習慣があるのでしょう。印台(シグネットリング)こそ最も洗練された完璧のデザインである最高の指輪です。

シンプルなデザインもデザイン7型あります。三味型。横三味型。横長角型。正角型。丸型。縦小判型。横小判型。
シンプルデザインに印面彫り。
シンプルデザインに両肩手掘り彫金。

オーダー印台リング得意としています。お問い合わせください。見つかります、探していた指輪。




あなたはダイヤモンドエンゲージリング(婚約リング)を送りましたか

2021年11月04日(木)

(一社)日本ジュエリー協会が行った婚約リングの購入又は購入しない実態調査を行った興味ある調査結果が出ました。これから結婚される方は参考にされるとよいと思います。調査方法はインターネットリサーチです。
調査実施機関はインターネットリサーチ国内No1の株式会社マクロミルです。調査対象は直近2年以内に結婚した20〜39歳の男女で婚約指輪を買った人、買わなかった人です。

婚約指輪を入手したのは約45%約半数近くでそのうち、約83%がダイヤモンドの婚約指輪を入手しています。婚約指輪を贈らなかった方のうち、代替品として特に何も贈っていない方が7割を占めています。
婚約指輪とは、結婚の証、結婚の約束の形として認識されています。 入手者は「一生の宝物」などのポジティブなイメージが多くあがっているが、非入手者は「永遠の憧れ」といった声が あがる一方で、「普段つけるイメージがない」「結婚指輪だけで良い」などの声も見られます。婚約指輪入手(購入)者の実態として婚約指輪の入手理由として、男性は「パートナーが喜んでくれると思ったから」、 女性は「昔からの憧れがあったから」がそれぞれトップにあがっています。プロポーズの時に贈る方が54%、プロポーズ後〜結婚式が43%と続きます。婚約指輪」1つの購入価格は、平均25万円前後。一方で「結婚指輪」2つの購入価格は平均24万円程度と、婚約指輪1つとほぼ同額になっています。

非入手(非購入)者の実態としては婚約指輪を入手しなかった理由としては、「結婚指輪を入手したため、それだけでよいと考えたから」が最も高く、 またその後も「お金がもったいない」「結婚後の生活資金にまわしたい」など、金銭面の理由が続いています。 今後、婚約指輪の入手を検討している方は3割弱だが、男性は女性よりも18ptほど検討者が多い状況です。元から婚約指輪に対する憧れが強くないと考えられますが、 しかし、女性20代は「憧れがあり、ほしいと思っていた」と回答した割合が他より高く、男性20代は「結婚後、 婚約指輪を贈りたいと思ったことがある」と回答した割合が高いことから、若い年齢ほど未練が残っている様子です。婚約指輪に対する気持ちは結婚後、婚約指輪が必要だと感じた方は、全体で24%。 今後、婚約指輪の入手を検討している割合が高い男性20代は、婚約指輪の必要性を感じている割合が 他より高い結果があります。

結論から言うと約半数の人が婚約リング(ダイヤモンドのエンゲージリング)を買い、約半数の人が旅行費用や家具家財費用に充てたり生活資金にまわしたいなどの理由で買いませんでしたが、特に若い20代の女性ほどは「憧れがあり、ほしいと思っていた」と未練が残っています。買わなかった人の女性20代の42.3%は憧れがあり、欲しいと思っていた。と回答しています。同じく購入しなかった20代の男性の38.5%が結婚後、婚約指輪を贈りたいと思ったことがあると回答しています。本当のところ女性はダイヤモンドのエンゲージリングは子供の時からのあこがれなんです。若い二人の将来の設計で彼氏から買わない相談をされると了承していますが本当は欲しかった結果がアンケートで表されています。


・May the love and happiness you feel today shine through the years. 
この日の愛と幸福がいつまでも輝き続けますように

・Love is the master key that opens the gates of happiness. 
愛は幸福への扉を開く鍵である




純金の色

2021年11月01日(月)

純金リングの色はと言われても見たこともない方がほとんどだと思います。
金属としての金は「黄金」(おうごん)と呼ばれ熱伝導、電気伝導ともに優れた性質を持ち、化学的腐食、酸やアルカリに対して非常に強い。そのため、貨幣の材料や装飾品として古くから用いられてきました。長い年月を経ても変化しない金の性質は神秘性を産み不老不死と関連付けられました。スペインなど大航海時代は黄金郷(エル・ドラード)を探し南米密林各地を探し求めました。コロンブスや探検家によるアメリカ原住民やインカなどから膨大な金の強奪があったと言われています。

金の色を表す言葉は色々あり、きんいろ(金色)、こんじき(金色)、こかねいろ(黄金色)、やまぶきいろ(黄色)などと言われています。反射光があまり乱反射せず強い指向性を持つことで金色となります。色としては黄色系の色になります。多くの金属は吸収帯が紫外線帯にあり可視光は全て反射するので白色(銀色)になるが、金では吸収帯が可視光にまで及んでいるため色が付く。金は波長約550nm以下の光を吸収するので、それより長波長の黄緑・黄色・オレンジ・赤が混ざって、ややオレンジ寄りの黄色(金色)となります

難しい話になりましたが純金の色は濃い黄金色が深く重く見ていると吸い込まれそうな感覚に陥ります。太古の時代より世界中が黄金に魅せられてくるのがわかるような気がします。黄金(純金)を身に着けていると永遠のエネルギー(パワー)を授かるような気がするのは太古の時代より誰しもが感じていることでしょう。





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