古くなってしまった指輪やネックレスで新しい指輪に作り変えおまかせください!
2021年10月18日(月)
使わなくなってしまった指輪や思いであるけど、古くなってしまった指輪やネックレス。その地金を使ってキラキラ輝く指輪に出来ます。又、思い出あるお品物や、受け継がれたお品物をそのままにしていくのは残念と思います。新しい指輪やバングルに作り変えます。その地金を使い指輪やバングルにするので、お品物によっては工賃だけで新しい指輪バングルに作ることができます。
通常小売店では地金の買取で新しい商品代金からの差し引きで計算します。
当社は製造メーカーですのでその地金を使います。高く売って安く買い取るのではなく新しい商品の材料として使うので価格の差は大きく違ってきます。
一例としてあげますと何本かの指輪とネックレスを持ち込まれました。
まず、品物の証調べをします。端的に言うと本物であるか重量は何グラムあるのか調べます。中には本物でなく金メッキされたものとネックレスもメッキものがありましたのでお返しし、他のものは品位を調べます。18金なのか14金なのか調べます。昔のものなので18金もあれば14金又は20金などもありました。18金の商品を新しく作りますので、お預かりした商品、計算をして純金を足し溶解し、18金の地金に作り直します。18金であっても指輪は一か所ロー付けと言ってつないである場所があります。溶接場所です。融点が低い9金などを使い溶接するためそのまま溶かして使うと18金より証落ちしてしまうため純金を足し溶解します。
このようにして使わなくなった指輪やネックレス、記念のお品を新しい指輪に生き返らせることができます。
ご夫婦でシャープな幅広で厚みのある平打ちリングをペアリングとしてお作りになりました。使わなくなった昔のファッションリングやお母様の指輪などが素晴らしい商品に生まれ変わり、今をお楽しみ頂き、受け継がれる商品となりました。
最近(2022.7月)お作りさせていただいた商品があります。お母様の形見ののジュエリー、ネックレスやペンダント、リングなどを持ち込まれた女性がおられました。お母様の大切なジュエリーを使って新しい指輪を作りたいとの依頼です。タンスの奥にしまわれていた大切な形見です。長い年月保管されていたので酸化して赤く焼け変色したものもありました。証調べをして、K18の物、K14の物、アクセサリーでメッキした物等々あり使えるもの使えなくお返しするものに分け、形見のジュエリーを使ってお作りできるものを詳しくデザイン等も含め打ち合わせをしてお受けさせていただきました。出来上がり納品させていただいてから、しばらくたってご連絡いただきました。届いた瞬間は胸がいっぱいでしばらくは箱に入れたまま眺めていたそうです。最近やっと身に着けられるようになったそうです。お母様の大切なものがご自分の付ける指輪によみがえったのです。私たちはこのようなご連絡いただき、こんなにも喜ばれていることを職人一同励みにして一生懸命商品作りに打ち込んでいきたいと思っています。
ご希望のリング幅で指輪つくります。おまかせください。
2021年10月11日(月)
本日は、何本も幅の違った指輪が仕上ってきました。鋳造と違い、職人が、ハンマーを用い作り上げる鍛造リングですが、1mmの違いもない仕上がり職人技でございます。鍛造リング2mmからお作りしていますが、幅だけではなく、厚みも考えて製作しています。幅に対しての厚みを計算して作っています。
素材の中で純金は柔らかいのではとのご質問もありますが、幅、厚み、サイズをしっかり計算して鍛造製法で製作致しますのでおまかせください。又、幅に対して計算された厚みよりよりもっと厚くも可能でございます。リングの幅より厚みを取った形状は重厚感は深く仕上がります。
リングの厚みについて一例ご紹介。
マリッジリングの場合、サイズ6号と20号とサイズが離れてしまう傾向が多いですが、同じ重さで製作すると6号の方は厚みが出てしまい、20号の方はやはり円周が大きくなりますので厚みが薄くなります。その場合、5g+5g=10gとした場合、4.5gと5.5gで製作するとサイズは違いますが厚みで調整されますのでご希望に合うペアリングとなります。
印台リングの場合も、腕の下部分(手の平側)が薄いと重厚感が薄れますので、サイズに合う重さを提案させて頂いています。
その他、鍛造製法で数多くオリジナル製作していますので、お問合せ下さい。ご質問、疑問、専門スタッフおりますのでご返答致します。
印台こそ指輪の最高峰。
2021年10月09日(土)
印台は究極の指輪です。指輪の王様なのです。
バランス、シンメトリー、形状どれもが完璧で指につけた指輪の絞りもどんなに重くとも付け心地は申し分ありません。印台は世界共通でヨーロッパでは紳士の指輪です。東南アジアでは華僑の金持ちは印台を好んで愛用しています。印台の上の平面は現在無地が元も多いですが、最近名前や、家紋、クラブなどのマークを入れることも多くなりました。また印台の腕の両肩に龍や鯉、牡丹、唐草、桜、般若彫金等々を彫金してより一層迫力のある印台が生まれます。また腕に槌目(つちめ)を入れ新しい手法も取り入れています。
印台こそ鍛造(たんぞう)製法で刀を作るよう火入れして叩いては締め、火入れして叩いては締めを繰り返す方法で地金を締め硬く密度ある製品が最も適した製法です。ピシッとした印台はつけていても大きく重い重厚感が気持ちよく感じられます。
印台は地金が無垢(地金が詰まっている)で裏抜きが無いので重量感と指へのフィット感がよいのです。印台の愛好家は裏抜きやリングの下の指の腹のところの厚みが薄いのを嫌います。印台にはたくさんの種類があります。
代表的な形状は、三味印台(三味線の胴と同じ形をしているのでそうよばれています)、ほかに正角印台、横長角印台、縦小判印台(樽印台とも言います)、横小判印台、横三味印台、六角印台、八角印台などがあります。
どれも鍛造製法で作っています。又、形状によっては2.5匁(2.37g)〜40匁(150g)まで地金を溶かして塊から印台を作り上げていきます。鍛造製法なので柔らかい地金も密度があり硬度ある地金にするため純金、純プラチナも作れます。他18金、Pt900、純銀も作っています。
全て一個一個大きさや指の太さに合わせてバランスよく作ります。完全オーダーメイドの印台です。印台こそ指輪の最高峰です。