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鍛造リングにダイヤ留めています。

2021年02月15日(月)

鍛造リングにダイヤを留めたデザインがあります。0.01ctから取り扱っています。リングの幅、厚みによってダイヤのサイズは決まります。甲丸型、平打型、月甲型は0.01ctから0.05ct位が多く、印台リングは0.1ctから1ct、2ct、3ct・・となります。

ctはカラットと読みます。カラットは宝石の大きさや輝きを表すのではなく宝石の重さ基準となっています。ギリシャ語でケラチオン(イナゴマメの意味)が語源です。イナゴマメは古代から地中海東部で食用や医療品の原料として使われていた植物です。そのイナゴマメは重さがほぼ均一の約0.2gだったことから宝石を量る為に分銅のように使われていたのが発端、1カラットはこの重さから0.2gとなっています。世界に共通する重さの単位のうち真珠の計量に使われているのが日本の【匁(もんめ)】でありますが、鍛造印台リングも匁を基準に製作しています。

1匁は3.75gになります。6匁の印台リングと言うと6×3.75g=22.50gの印台リングになります。印台リングにダイヤを留める場合は五光留めという留め方をするとダイヤが大きく見え、輝きがとても綺麗です。ダイヤctで印台リングの重さ、印面のバランスを提案して製作しています。印台リングの場合は厚みがありますのでご希望のダイヤct留めることが出来ます。

甲丸型、平打型、月甲型に留めたダイヤ1石、3石、5石は定番の人気ですが、最近は手彫り彫金した龍の目にダイヤを留める、鳳凰の目に留める、龍の珠の所にダイヤを留めるが多く、さりげなくキラリと輝きお洒落なオリジナルとなります。






美味しそうな封書が届きました。

2021年02月02日(火)

励みとなるお手紙頂きました。弊社は1本1本、製作いたしますのでご注文から2週間から3週間お時間かかりお待ち頂いているにもかかわらず、皆様からお礼のお言葉沢山頂いて恐縮しております。ご希望に叶う商品、丁寧にご希望お聞きして心こめ製作続けていく中で、大変励みとなり嬉しく思っています。ご購入頂きました上に筆をとっていただきありがとうございます。

今回、製作した商品は4.5mm幅と2.5mm幅の甲丸型。素材は純金と純プラチナ。重さは9gと3.5g。サイズは10号と17号。その商品2本に花言葉がある【アラベスク彫金】を施しました。リングの内側には日付とお名前刻印。

商品の仕上がり、私たちもいつも楽しみに見ております。アラベスク彫金を施しても幅が違うと同じデザインでも印象が違って見えますが、彫金師、幅に合わせバランスよく彫金を施します。花言葉は【純愛】。文様はエキゾチックなデザインとなっています。鍛造リング一周に施された手彫り彫金はデザインにもよりますが、ダイヤを入れたようなキラキラ感があります。

形状をお揃いにして、素材、幅、重さ、変えたリングは、ご自身のご希望も取り入れたペアリングと人気です。そのリングを完成できるのは、1本、1本手作業でつくる鍛造製法ならではのものだと思います。




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