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こだわりの結婚リング製作のこだわり

2020年07月20日(月)

大切な結婚リングだからこそ一本一本丁寧に時間をかけてハンドメイドで作りませんか。

通常の結婚リング、マリッジリングはキャスト製法で型に流し込んだ鋳造(ちゅうぞう)かダイヤバイトと言う切削機で削って作る量産品がほとんどです。キャスト製法とは原型があり、型に金やプラチナを流し込む鋳造製法です。一回の作業で指輪なら大きさにもよりますが数十本作ります。ダイヤバイト製法は俗称カットリングと言い、ダイヤバイト切削機により線引きやプレスで作った指輪状の輪を切削して作ります。表面の幾何学的なカットも切削して何本も量産します。このように出来上がった商品は宝石店に並びますが、量産品なのでどこ見ても同じデザインが並んでいる感じがしませんか。チェーン店によっては独自のオリジナルデザインを展開しているところもありますが、そのお店のグループの量産品には変わり有りません。


大切な結婚リングだからこそ量産品ではなく、一本一本ハンドメイドで丁寧に時間をかけて作りませんか。
シンプルな商品、例えば無地の鏡面甲丸でも、キャスト製法でいっぺんにたくさん作り機械で磨きまで完成させる商品、カットリングで甲丸上に切削して作る商品等との違いをくらべると、鍛造(たんぞう)製法は一本一本、金やプラチナの地金を溶解してハンマーで叩いては締め、火に入れて叩いては締めるを繰り返し密度と強度を上げ指輪の形状に丸めヤスリで削って形状を整え、粗いヤスリから2000番までの細かいヤスリを使い仕上げていきます。磨きも粗いバフから仕上げ用の柔らかいバフを使い磨き上げます。鍛造製法によるハンドメイドの商品は密度と強度は他の商品とは比べ物にはなりません。また同じ鏡面でも手で丁寧に磨き上げたものは、柔らかく温もりがあり指馴染は格段の趣です。鍛造製法だからこそ純金でも純プラチナでも指輪を作ることが出来るのです。

特に純金は通常の製法では柔らかくすぐ曲がってしまい指輪には向いていません。ほとんどのお店では純金は柔らかく指輪はできませんと言いますが、鍛造(たんぞう)製法ですと通常キャスト製法で販売されている指輪のプラチナと硬度は変わりません。純金、純プラチナの輝きは重く重厚で深みのある何とも言えない趣があります。まさに純金は太古の時代から世界が魅了する黄金の輝きです。純プラチナも見慣れたプラチナの色と違い、より白く重く深みがあります。鍛造という技法(金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高める)古くから刀工が日本刀など刃物や火縄銃の銃身の製造技法として用いています。この技法で作られたリングです。職人の手作業で鍛造仕上の指輪は、硬度があり、手に馴染む装着感があります。既製品ではなく【ハンドメイドなので幅も厚みも大きさも思いのままに作ることが出来ます。

デザインも特殊なもの以外は可能です。特に彫金は日本古来の伝統技法で和彫りから洋彫り、新柄と手彫りで彫金すると、まさにオリジナル商品となります。大切な結婚リング、マリッジリングだからこそ一本一本丁寧に時間をかけてハンドメイドで納得のいくリングを作りませんか。指輪の幅、厚みも大切な要素です。簡単に曲がったり変形したりするものは結婚指輪としては不向きです。幅も鍛造ハンドメイドなので自由に選べます。厚みも必要です。お気軽にお問い合わせ下さい。幅とのバランスでセンスの良い比率に仕上げます。幅も2mm、2.5mm、3mm、3.5mm、4mm、5mm・・・と何mmでもオーダーできます。まさに究極の鍛造製法による世界で一つのオーダーメイド指輪になります。私たちは日本では数少ない鍛造製法によるメーカーです。お二人の絆である宝物は納得のいく世界で一つの指輪であるべきと考えています。職人の手作業で鍛造製法の指輪は、硬度があり、手に馴染む装着感があります。地金を溶解するところからですので、リングの幅・重さ・サイズ ご希望のリングが可能です。形状が同じでもリングの幅によっても見え方が違います。予算も考えると思います。重さを少なくすればもちろん安価に。サイズも一人一人の手の形違います。0.5mm単位でお作り致します。マリッジリングは長く身につけていくものなので、やはりシンプルな形状をお勧め。

形状【甲丸・平甲丸・平打】リング幅【2mm・2.5mm・3mm・3.5mm・5mm】

サイズによって重さは決まります。サイズによって厚みで調節してマリッジリングに仕上げます。例えばK24幅3mm平打ちリングで女性サイズ8号と男性サイズ20号で同じ重量ですと女性が厚く、男性が薄い指輪になってしまいペアリングに見えません。一本5gの指輪ですと合計10g。女性の指輪を4.5g、男性の指輪を5.5gに作ると同じボリューム感になり合計同じ重量になり、合計価格も変わりません。何気ないところにも気を配り、打ち合わせを重ね世界に二人だけのこだわりのリングを作りませんか。




こだわりの結婚リングの材質は何が良いか迷う

2020年07月17日(金)

材質は45年以上前18金が殆どでしたが、その後プラチナ900が主体でした。昨今は純プラチナが多くなりました。また金製品が復活して増えてきました。

プラチナではPt900またはPt950の材質がほとんどです。金であればK18イエローゴールド、K18ピンクゴールド,又はK18ホワイトゴールドの材質がほとんどです。その大きな理由は加工がしやすく、合金のため材料費が安く抑えられるからです。他の要因としてはキャスト鋳造(ちゅうぞう)といって型へ流し込んで作る製法の為、合金のほうが硬度を上げることが出来るからです。Pt900は90%のプラチナに、10%のパラジュウムと少量の銅の合金です。Pt950は95%のプラチナに5%のパラジュウムと銅の合金です。合金にすることによって硬度が高くなります。18金も75%が金で25%が銀と銅の合金です。銀と銅の比率でイエローゴールドやピンクゴールド、またはホワイトゴールドになります。これも合金にすることにより硬度が高くなります。それぞれの材質の良さがあります。それぞれの利点もあります。

究極は純金又は純プラチナです。純金や純プラチナは扱いが非常に難しく加工しにくい材質ですが、熟練した職人の高い技術力を持ってすると加工が可能なのです。紀元前数千年前のエジプトの発掘物などの純金の燦然と輝いた装飾品を見ると太古の人の技術力の高さに驚かされます。現在は機械工具の発達に伴い高度の技術を必要としなくても製品が作り出されてしまいます。しかし純金、純プラチナは最新の機械工具をもってしても対処しきれません。そこに鍛造(たんぞう)と言うまさに刀を打って作るように火に入れて叩いては締め、火に入れて叩いては締めを繰り返すことによる地金を締め密度を上げ、硬度を高め、高い技術力による製法で純金も純プラチナも指輪として加工が可能となります。

結婚にふさわしいピュアな純金、何ものにも侵されず、酸化も硫化もしなく永遠に錆びることもなく、エジプトから発掘されたように数千年たっても変化しません。まさにこれぞ黄金の輝きです。硫黄温泉に入ろうが、何をしようが変色も溶けたり錆びたりしません。永遠の愛を誓う結婚リングにふさわしい材質ではないのでしょうか。

結婚にふさわしい純プラチナは純金と同じように加工が難しく融点が2000度に近い為、近年まで加工ができませんでした。ピュアな純プラチナは結婚にふさわしい純白の白さが際立ち何物にも侵されません。酸化も硫化もせず錆びることがありません。硫黄温泉などにも入っても何をしようが変色もしません。物質の中では一番比重が高く18金の1.4倍も比重があります。仮に18金で10gの指輪と同じボリュームの純プラチナですと14gになります。鉄と比べると2.7倍もプラチナのほうが比重があります。鉄だと約5gで同じボリュームなのです。指に着けると重厚感が感じられ、まさにお互いの永遠の愛の誓いにはふさわしい純白の重厚感がお互いを結び付けてくれるのではないのでしょうか。結婚指輪にはピュアな純金マリッジリング又は純プラチナマリッジリングが最高なのです。




大切な結婚リングだからこそこだわりを持ちたい

2020年07月16日(木)

お二人で選ぶ大切な結婚リングだからこそ、慎重にこだわりを持って選びたくはありませんか。結婚指輪を選ぶときお店に飾ってあるデザインだけで決めていませんか?初めてなので材質も何が良いのか、デザインも何が良いのか迷って決まりません。二人のオリジナルも作りたいし、同じ製品でも幅、太さも変えたいしと考えるときりがありません。しかし一生に一度の大切なものなのです。慎重にお二人で相談して選んでください。規制の展示商品では、こちらの考えも伝わりません。

私たちの会社は同じデザインの商品でも幅も厚みも重量もご要望をお聞きしてお作りすることが可能です。何なりと遠慮なくご相談してください。お互いの将来を誓い合ってから結婚指輪を選びに雑誌を見て一緒にお店を観て歩きます。一番楽しい時ですね。プラチナにするか?金にするか?デザインは可愛らしい物にするか選択肢はあり過ぎて迷ってしまいますね。そこで大事なポイントがあります。結婚指輪は長く一生着けているものです。その場の雰囲気、可愛らしさ、店員さんに勧められたから、だと後悔先に立たずになってしまいます。メーカーならではのお店では聞けないアドバイスがあります。先ず結婚指輪は10年20年と長くお互いを結ぶ大切な証です。なるべくシンプルなもの、デザインがあればあるほど流行があり数年でファションリングの流行遅れの様になってしまい。気後れして出来なくなってしまいます。耐久性があるもの。必要な厚みがあり、曲がりにくく、強度がある鍛造製法など最適です。材質は長く変化しなく錆びたり、変色したりしないプラチナ製、又は金製が良く最高なのは純プラチナ製又は純金製が最高です。それではなぜ結婚指輪に純金と純プラチナを使用しないのでしょう。

純金と純プラチナは扱いが難しく加工が非常に難度で高い技術が必要です。Pt900,Pt950,金ではK18, K18ピンクゴールド、K18ホワイトゴールドなどはプラチナ、金が主体の合金なので硬度もあり融点も低くなり、磨きも簡単になり綺麗に光らせることが出来ます。プラチナはパラジュウムを混ぜます。もしくはわずかに銅を混ぜることもあります。

例えばPt900は90%のプラチナに10%のパラジュウムを混ぜます。18金は75%の金に残り25%は銀と銅を混ぜます。これらを使う要因は加工性が良いことと硬度があるからです。純金、純プラチナは柔らかく展延性(伸びて、粘り)があります。しかし製造方法と技術力で結婚リングとしても使えるのです。鍛造方式を用いて製造すると硬度が増し硬くなり熟練した技術で磨くと鏡面になり輝いた商品になります。鍛造方式とは刀を作るように火に入れて叩いては締め叩いては締めを繰り返すことにより密度が増し硬度のある商品になります。また混ぜ物をした合金ですと、温泉などで変色して酸化や硫化は避けられません。純金、純プラチナで作った結婚指輪は結婚の相応しいピュアで永遠に変化することもなく愛の証と成るでしょう。

何十年とこれから添い遂げる証の結婚指輪に正にピュアの純金指輪、純プラチナ指輪は最適なものです。従来の考え方のように純金指輪や純プラチナ指輪は柔らかいという概念は鍛造製法で作ることにより硬い指輪となります。なんの混ざりも無い金とプラチナは比重もあり指に着けると存在感と重量感を感じ取れます。鍛造製法のハンドメイドで作った結婚指輪は機械や鋳造で作った指輪と違い滑らかな指通りで指馴染みが良く、いつの間にか指と一体化して馴染んでいることに驚かせることでしょう。純プラチナ、純金は自然界にあるものでは何物にも侵されることもなく錆びたり変色したりする事がありません。但し特殊な製法の鍛造製法などで作らないと強度はありません。鍛造製法ですと何十年と長い年月耐え得る強度があります。指輪の形状は基本的に甲丸型(こうまるかた)、平甲丸型(ひらこうまるかた)、平打ち型(ひらうちかた)とあります。これをベースに鏡面仕上げにするか、ヘアーライン仕上げにするか、又は表面に彫金デザインを入れるか、小さなダイヤモンドを入れるか等々選びます。曲線などファションリング的な形は飽きがくるので、極力避けた方が良いでしょう。




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