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匠の技 鍛造リング

2015年09月07日(月)

ジュエリーは是非、沢山の時間、身につけてください。
身につけることによって、より生活を楽しむことにあると思います。すべての商品には使って楽しむ使用価値と物そのものが持つ素材価値とがあります。高級車や着物は宝石と同様に使っている間は褒められ気分よくですが、残った価値は
つまり中古になった場合、使えば使うほど低下していきますが、素材価値のある、純金、純プラチナは素材の価値はそのままです。しかし、相場によって大いに左右されるところはありますが。

お洒落にさりげなく本物を身につけて頂きたいと思います。

鍛造造りの目安として
幅を広くお考えの場合、素材を多く使い重さも増えます。
ご希望【形状】【甲丸型】・【平甲丸型】・【月甲型・【平月甲型】・【平打型】・【印台型】を決めて頂き【幅・サイズ】をお知らせいただければ重さは何g、リングの厚みはどの位を計算できます。

あとは熟練した職人の手でバランスよく仕上げることが出来ますのでおまかせください。

先日、15mmの平打型のリングを製作いたしましたが幅、サイズがピッタリのバランスのいいリングに仕上がって来ました。
鍛造手造リングは匠の技の逸品商品です。





ご質問と回答 その1

2015年09月01日(火)

お客様からいろいろなご質問が届きます。
オリジナル指輪製作の参考にして頂けたらと思います。

①手造り鍛造は叩いて占めて地金を棒のような形状につくりリング状に致します。そこからヤスリで全ての形状に合わせていきます。V字等曲線はある程度できますがえぐったような感じは表現するのが難しいです。基本は平打、平甲丸、甲丸、月甲のバリエーションから多少変化する程度になります。

②槌目仕上げについて
平打型は模様が出なく角が落ちてしまいます。
月甲はできますが全体の厚みが同じではないのでハンマーが均一に打てません。平甲丸リングが一番綺麗に仕上がります。丸みがあるので模様が綺麗に出ます。

③純金平甲丸リング幅3mm5g(JN853)と純金甲丸リング幅3mm3g(T10103)のリングの厚み
JN853の場合:5gで作りますのでサイズによって微妙に違います。見た目にはほとんどわかりませんが、
例えば#11で計算上約1.5mm前後、#15で1.4mm前後になります。リングとしては、かなりしっかりしたリングです。
T10103の場合:3gで作りますので#11で約1.3mm前後、#15で約1.2mm前後です。普通の厚みです。
幅は変えず厚みでリングのサイズ合わせていきますのでペアにもなりますのでブライダルリングとしても多く
人気のあるシンプルなデザインになっています。

④手造りですので2mm幅のリングも製作できます。
但し、純金は強度的には2.5mmをお勧め致します。2mmでお作りする場合、K18又はPt900が良いと思います。

純金リング製作の場合
純金(K24) 甲丸幅2.5mmサイズ12号  約2.5g位厚み1.2mm位の仕上りになります。
純金(K24)平甲丸幅2.5mmサイズ12号 約3.8g位厚み1.4mm位の仕上りになります。


⑤リング内側刻印について
こちらのお問い合わせもよく頂いています。
内側刻印はアルファベット大文字、 数字、to、♡、& を入れること出来ます。
文字数は22文字位。空白 、 も一文字。
例:2015.09.01 K to M
例:KEIKO & SUSUMU 2015.9.1

⑥リングの形状について
幅とあつみが同じくらいもしくは厚みの方が大きいような商品は
ハンドメイドでは作りに問題がございます。特に純金では出来ず難しいです。

⑦リングの厚み
リングの厚みが2mmくらい欲しい場合
通常ですとリング幅5mm以上が厚み最大2mm位になります。
素材によって比重があります。リング幅を同じ重さを同じ場合、純金、純プラチナ、K18、Pt900と厚みが違ってきます。、


⑧リング表面の上下にミル打ち
・上下にミル打ち加工問題なく出来ます。

上下にミル打ち+彫金デザイン
・上下にミル打ち+彫金デザイン問題なく出来ます。
但し、デザインによって、特にハワイアン柄はリングの幅5mm以上でないとデザインになりません。

幅2.5mmくらいの細身リング
・やはり2.5mm幅のリングはデザインが限られてしまいます。流れる感じの線のデザインになります。




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