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純金 K24リング大人気!幅、重さ、予算に合わせてお作り致します。

2015年03月25日(水)

純金を取り扱うことは大変難しいとされています。私共はその難しいとされている純金リングを1点1点、鍛造製法で手造りしています。先日も、純金(K24)甲丸リング2本、記念日にとご注文いただきました。サイズは13号と23号のご注文。5gと5.5gで作りました。
0.5gの差!ここの差がとても重要になります。重さが多くなれば地金を使いますので予算は違ってきますが、地金を足した分
厚みがとれペラペラなリングになりません。サイズが大きくなると円周も大きくなります。1号〜35号までリングを製作しています。1号〜20号。21号〜25号。26号〜30号。31号〜35号と分け、厚みを考慮して重さを決めています。
区切りの中で、熟練した職人は厚みを調整して幅、重さを重視して厚みを調整しながらサイズを合わしていきます。
重さを増しています。幅は指定のままで厚みをとり、13号と23号のリングを並べてもサイズの違いはありますがペアのリングに仕上がります。

鍛造という技法(金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高める)古くから刀工が日本刀など刃物や火縄銃の銃身の製造技法として用いています。

この技法で作られた24金リングです。職人の手作業で鍛造仕上の指輪は、硬度があり、手に馴染む装着感があります。又、黄金色に輝いたリングにも仕上がります。さりげなく身に着けて頂きたいと思っています。20150212番




純金甲丸リング3mm3g 雷文彫金彫り注文頂きました。

2015年03月17日(火)

こちらの図柄を見ると、ラーメンのどんぶりと思われがちですが、「雷文」は雷の稲妻を図案化したもので、紀元1500〜1100年頃殷、の時代から使われている文様です。中国では古来より雷は天の意志を表すものとして魔除けのおまじないとして使用されてきたようです。右巻きと左巻きが対になり、陰陽の形態をとっています。かみなりは天の意志であり、陰陽の和するところに雷が鳴り雨が降ると言われたようです。指輪に彫金するといつも身に着け魔除けにもと人気あるデザインでここの所、よく彫金されています。

その他に、幅が少し必要となりますが、雷文と並ぶ龍も人気があります。長い歴史の中で水の神様として信仰されてきた謎の架空の鳥とされていますが、その龍が腹を叩くと雷が起こると考えられていたようです。昔は皇帝の紋章として使われたていたそうです。

又、鳳凰図柄も彫金があります。鳳凰は古代中国では「高貴・幸運」の象徴とされていました。「鳳」が雄で皇帝の紋章、「凰」が雌で皇后の紋章となります。京都の平等院鳳凰堂などでも有名なこの鳳凰、たいへん高貴なイメージを持っています。

彫金の技法



彫金の技法は【片桐彫】【毛彫】【丸毛彫】【魚子】【薄肉彫】【蹴彫】等があります。
片桐彫・・先端を木工の鑿(のみ)のように砥いだ刃鏨(はたがね)で金属を切削しながら彫りすすめ、線に抑揚をつけます。
毛彫り・・鏨の刃を平面の面取りで三角形に砥いだ毛彫鏨で切削のあとがV字型の溝になり強く細い線を表します。彫金の技術はわが国文化の古典のひとつであり、伝統工芸品にもなります。
丸毛彫り・・鏨の先端を丸く砥いだもので、切削の溝が半円状となり柔らかい線を表現。
魚子彫り・・円痕を連続してつける手法。
薄肉彫り・・図様の立体的印象強める手法。
蹴彫り・・先端が鈍角のV字型を持った鏨を垂直に使い、やや傾けながら打ち込み三角形の圧痕を残しながら点線状に継続していく手法。

彫金師はデザインによって、鏨(たがね)を使い分け、長年の経験と手の感触で彫り上げます。彫金に最も安定した素材は金と言われています。展性、延性に富み、高貴な色沢は装飾効果を高めます。どうぞ末永くご愛用ください。20150127番

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本日は、嬉しいご連絡がありました。

2015年03月16日(月)

K18槌目ブレスレット作成致しましたお客様からお礼のご連絡。
お買い求め頂いたにもかかわらず、私達も大変励みになります。

今回のデザインは槌目模様がデザインされたバングルに仕上がりました。素材の持つ特有の反射を職人がバングル表面をたたいてデザインしていきます。ふたつとして同じ模様は生まれず、オリジナルの中のオリジナルとなります。リズムよく響き渡るおと共に、鎚目の作業は、金属の結晶構造を鍛えながら強度を高める重要な行程でもあります。槌目は、光の当たり方で、反射がとても美しい表情をつくります。シンプルなデザインでありながら奥深い槌目デザインとなります。

ブレスレットの基本デザインは大きく分けて2つあります。バングルタイプとチェーンタイプになります。

◆バングルタイプ◆
留め金がない輪っかがベースになっています。古代のブレスレットはほとんどがこのタイプです。円形のものは内径60mm楕円形ののものは内径60mm×52mm位のものが多いようです。
【ハングルブレスレット】
通常腕輪といい手首にからまわない動かないタイプ。円形や楕円形をしています。
【ヒンジブレスレット 】
開閉式の留め金がついたブレスレット。
【フレキシブルブレスレット】
伸びる加工をしたブレスレット。時計バンドに同じような加工したものがあります。
【セクションブレスレット】
バングルタイプですがいくつかに分割されたブレスレット。分割された部分に貴金属ではない素材をつかっているものもあります。
【スパイラルブレスレット】
らせん状になったブレスレット。スネークタイプとも呼ばれています。
◆チェーンタイプ◆
長さは女性用18㎝、男性21㎝の場合が多いようです。
【チエーンブレスレット】
手の動きでチェーンが揺れるブレスレット。
【チャームブレスレット】
チェーンに小さなペンダントがついたブレスレット。
【リンクブレスレット】
リンクは連なったという意味ですがパーツが文字どおり連なったブレスレット。
【テニスブレスレット】
ダイヤモンドが石止めされたパーツを前周に連ならせたブレスレット。プロテニスプレーヤーのクリス・エバートが試合中にしていたのでついた名前ということです。

お客様に密にご連絡頂け、バングルをする手のひらサイズ、手の幅、手首の長さ、まで詳細にお知らせいただけましたので、サイズにぴったり合ったバングルを完成させることが出来ました。20150312番




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