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金属の硬さを表すのにビッカース硬度と言う尺度を使います。

2015年05月22日(金)

ビッカース硬度


ビッカース硬度(ビッカース硬さとも)とは、主に工業材料の硬さを表す尺度の一つです。
モース硬度が引っかき傷に対する固さを示すのに対し、ビッカース硬度は押込み圧力に対する堅牢さを示します。
ビッカース硬度の試験法は1925年に開発されたもので、まず正四角錐のピラミッド型をしたダイヤモンド製の圧子を、測定対象の表面に押し込みます。次に、荷重を除いたあとに残ったへこみの対角線の長さd(mm)から表面積S(mm2)を算出します。算出した表面積S(mm2)で試験荷重F(N)を割った値が「ビッカース硬度」と呼ばれるもので、単位はHVと表記されます。大きな力で押し付けたのに小さな傷しか付かない、つまり、試験荷重が大きいのに傷 の表面積が小さいという場合、ビッカース硬度の値(試験荷重÷傷の表面積)は大きくなります。すなわち、「硬い物質ほどビッカース硬度(HV)が大きくな る」ということです。
貴金属では主だった製品の数値は(Hvの記号を使います)K24 Hv35~70 平均60前後、K18 Hv120~180 平均130前後、純Pt Hv50~110 平均90前後、Pt900 Hv60~130 平均110前後、数値のひらきがあるのは計る場所にもよって違うからです。
鍛造で商品を作ると一定はしていませんが当社の場合K24の商品でHv90位、純PtでHv119位になります。

鉱物の硬度


鉱物をがどのくらい硬いかを述べるのは難しいことです。
1822年ドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースは鉱物の硬さを相対関係で計る一つの方法を考案しています。
モースは何百という鉱物から10個の鉱物を選び番号をつけました。
1タルク 2石膏 3方解石 4螢石 5燐灰石 6正長石 7水晶 8トパーズ 9コランダム 10ダイヤモンド

【タルク】
水酸化マグネシウムとケイ酸塩からなる鉱物で、粘土鉱物の一種
【石膏】
硫酸カルシウム(CaSO4)を主成分とする鉱物
【方解石】
石灰岩や大理石や鍾乳石を構成している鉱物
【螢石】
フッ化カルシウムとなる鉱物。色は無色、または内部の不純物により黄、緑、青、紫、灰色、褐色などを帯びる。加熱すると発光する
【燐灰石】
リン酸カルシウム(フッ素・塩素などを含む)を主成分とする鉱物。骨や歯の主要構成物。
【正長石】
ケイ酸塩鉱物の一種
【水晶】
低温型石英 二酸化ケイ素 が結晶してできた鉱物
【トパーズ】
水晶より少し硬いケイ酸塩鉱物。和名は黄玉
【コランダム】
酸化アルミニウム (Al2O3) の結晶からなる鉱物
【ダイヤモンド】
炭素の同素体の1つ。天然で最も硬い物質。
日本語で金剛石(こんごうせき)と言います。

このモースの硬さの尺度では尺度の大きい鉱物は、小さい鉱物にひっかき傷をつけることができます。
現在、鉱物学者はスクレロメーターという機械を使ってモースの硬度は間隔が等しくないことを知っています。しかしモースの硬度は今なお大変役に立っています。
例えば、クロムと酸素で出来たクロム鉄鉱は5の燐灰石にキズをつけますが6の正長石にはキズをつけない。そこでクロム鉄鉱は5.5の硬度を持つといわれています。この方法はどんな物質にも応用できます。私たちの爪の硬度は2の石膏より少し大きい程度です。つまり1のタルクと 2の石膏にはキズを作りますが3の方解石にはキズを作れません。このようにどんな鉱物でもその相対硬度を計ることができるからです。モース硬度の「モース」は、この尺度を考案したドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースに由来しています。




リングゲージ(リングサイズ測り)貸出致します。

2015年05月18日(月)

リングのサイズは朝と夕方測ると多少変化していると言われています。
指輪のデザインによってもサイズが変わってきます。指輪のきつい、ゆるいの感じ方は、指輪の厚みや幅の違いによっても変わってきます。一般的には、同じサイズでも、幅が広いリングを選ぶときつめに感じ、薄く細めのデザインではゆるくなったように感じると言われています。簡単に糸を巻いたり、紙を巻いたりがありますが、やはり正確さが抜けてしまいます。せっかくオーダーする指輪をつくるのですから、デザイン・サイズ共に満足いただけるようにとリング測りお送りしています。

【リングサイズ測り】佐川急便にてお送り致します。

おつけになる指を入れサイズ計測してください。

紐などで印をつけてください。

返送用封筒(レターパック)同封いたします。リングサイズ測りを入れ、郵便ポストへ投函お願い致します。

※リング測り・返送料は無料で料金はかかりません。


◆つける指で違う呼び名◆
【ピンキーリング】
英語で小指のことをピンキーといいます。古来より右手は権力と権威を左手は服従と信頼を表す手といわれてきました。そして小指はチャンスと秘密の象徴とされています。
【インディックスリング】
指さしして方向を示したり指示するときに使われる人差し指です。人を導き教える指とされています。
【中指リング】
つける指の名前で呼ばれています。直感やインスピレーションを表す指といわれています。
【ブライダルリング】
薬指は想像を象徴する指とされています。特に左手の薬指は古代エジプトより愛の血管が心臓までつながっているということで大事な男女の証の指とされています。
【エタニティリング】
結婚記念日や子供が生まれた記念に夫から妻へ送られるリング。
【ベビーリング】
子供が生まれた記念に祖父母や父母から子供にへ送るリング。
【セットリング】
リングを添えるタイプとからめるタイプ、中に組み込むタイプの呼び名になります。
【コンビリング】
1本のリングで2種類の地金を使ったリング。
【誕生石リング】
生まれた月の誕生石を身に着けていると災難をよけ幸せが来るといわれています。
【星座石リング】
宝石が古代より美しく硬く普遍的な性質をもち、強い魔力をひめていると考えられていて純粋な光をはなつ宝石が宇宙のエネルギーの凝集したものと西洋では信じられていたようです。

◆昔からいわれのあるリングの呼び方◆
【ポージーリング】
ポージーとは詩や短い文句、モットーなどを意味しています。
【シグネットリング】
持主の紋章、イニシャル、シンボルを彫刻した宝石をセットしたリング。
【ポイズンリング】
毒薬を入れる仕掛けになっているリング。有名なものは16世紀にボルジアリングと呼ばれるボルジア家の人々が用いたというパフリング(中に空洞がある)タイプのリングがあります。手を振ると毒が出るようなバネ仕掛けになっているとあります。
【リガードリング】
19世紀に流行した色石リングの一種で石の種類は愛のことばの頭文字にちなんだものになっています。
ルビーのR・エメラルドのE・ガーネットのG・アメシストのA・ルビーのR・ダイヤモンドのDを揃えてつくったためREGARD(リガードリング)と呼ばれています。




鍛造(たんぞう)製法のリングに虎彫り彫金

2015年05月12日(火)

地金溶解しをハンマーで叩き地金をしめ、火入れと何度も繰り返し手作業でリングに仕上げます。側面、内面、表面もヘラを使い手作業で削りだして完成させます。その為、滑らかな装着感、質の良い、硬度あるリングに仕上ります。そのリングに彫金を施していきます。

虎デザインは一日に千里を走り千里を帰るといわれる強大な力を秘めることからあらゆる厄災を追祓い家内安全・開運隆盛・富貴繁栄を招くとされています。邪悪な力を跳ね返して金運・仕事運を良くするとも伝えられています。集中力が高まり、心が静まる、知力、判断力を増す。などの伝承があります。

純金は非常に柔らかくジュエリーには加工性も難しく、日常使いにおける耐久性も難しいとされています。鍛造という技法(金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高める)古くから刀工が日本刀など刃物や火縄銃の銃身の製造技法として用いています。
この技法で作られた24金リングです。その他、純プラチナ(Pt999)・K18・Pt900の素材でも虎彫金できます。

彫金師は鏨(たがね)と金槌を使って彫りあげていきます。彫金用の金槌は通常『おたふく』と呼ばれ各党派によって持ち方が違うといいます。鏨に対しては手首を軸として打ち、ひじと肩はほとんど動きません。金槌の大きさは一般に3分、5分、7分(9mm〜21mm)の三種に分けられます。鏨を打つ金槌の平らな部分を鏡と言います。鏨の種類は毛彫り鏨、丸毛彫り鏨、片切り鏨、刃鏨、蹴り鏨とあります。何本もの鏨を使い分けデザインを完成させます。鏨の中のひとつで片切り鏨は一般的にもよく知られている鏨です。特徴を出せる鏨で和筆風に彫ることが出来ます。赤穂浪士の仇討の頃に横谷宗萊が考案したと言われています。明治、大正、昭和の初めにかけて、数多くの作品がつくられていますが明治時代の加納夏雄、勝野勝萊、海野美盛、香川勝広、豊川光長。鹿島一布が活躍とあります。
日本伝統工芸である金属彫刻は飛鳥時代の寺院建立に基盤を得て我が国国有の技法を生み出し修練を重ね象嵌、肉彫り、片切り彫り、毛彫り等多彩な技法を用い今日彫金という工芸美術になっています。




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